先月から 朝日新聞の月1発刊のライフスタイル紙ボンマルシェのお手伝いをしています。
 “ボンマルシェ 商品研究所”

先月は連載プレという位置づけです。

ご紹介したのは
[まかないボウル]
新潟、燕市の業務用厨房用品や家庭用日用品をメインに製作している一菱金属が新しく作ったブランド「CONTE」のデビュー作です。

この商品は2016年にデビューしました。
私は失礼ながらCONTEを発表した展示会に行ったのに、うっかり見過ごしてしまいました。
今年2月にフランクフルトの国際見本市アンビエンテの燕ブースで出会いました。
そして、じっくり説明を聞き今回のご紹介に至りました。

 商品開発のアドバイザーは日野明子さんです。
日野さんが東北芸工大出身のデザイナー小野里奈さんを紹介して始まったとか。
デザイナーの小野さんは料理好きで道具へのこだわりもあり、デザインと機能を兼ね備えた“まかないボウル”が誕生したそうです。

ボウルと丸バット、平ざるの組み合わせで様々なシーンで重宝しそうです。

実は私、
日野さんとは山形県の地場産業、伝統工芸品振興の委員としてご一緒しています。

“まかないボウル”
デザインはとてもスタイリッシュで、他のボウルに比べて使っている素材が厚いのは一目瞭然。だから“まかなくて良い”のです。

 一菱金属がつくっている“すくいやすく注ぎやすいレードル”を小ボウルに入れてもボウルが倒れず自立しています。絶妙のバランスなのですね。
このレードルも抜群に使いやすく、ボウルも含めボンマルシェの編集部の方々からも大絶賛でした。

海外でメイドインジャパンの秀品との出会いが多い私。
今回も素敵な出会いがありました。

この“まかないボウル”は専門店での取り扱いが多く、情報網が限られている一般peopleには情報が届きにくく、今回の掲載でかなりの反響を頂きました。

こういう秀品を皆様に知って頂ける機会を頂き嬉しく思っています。